妊娠したかも...

妊娠したかも
妊娠10週未満の検査

当院では妊娠10週未満の検査を行っています。
「普段なら生理がくるはずなのに、来ない...」「妊娠検査薬を使ってみたら陽性だった...」など、不安なことがあれば、当院でご相談ください。

妊娠初期のエコー検査について

妊娠初期のエコー検査は自費診療となります。

  • 自費初診料1,100円

  • 妊娠エコー検査5,000円

  • 尿による妊娠反応検査1,100円

妊娠週数の考え方

妊娠4週というのは、最終月経の開始日から数えて4週間後になります。
多くの方が生理の遅れに気づき、「妊娠かも?」と思う時期は妊娠5~6週頃です。この時期にはすでに胎児の形成が始まっています。

0週0日最終月経開始日
4週0日生理予定日頃
5週妊娠検査薬で陽性が出やすい時期
6週胎嚢が確認できることが多い
7週心拍確認が可能になる
8週つわりがピークになることが多い
9週流産リスクが低下し始める
10週安定期に入る目安

葉酸サプリの重要性

葉酸サプリは妊娠前から摂取するのが望ましいとされていますが、妊娠に気づいてからでも積極的に摂取することが大切です。
赤ちゃんの健康のために、栄養に気をつけましょう。

妊娠初期のエコーでの確認時期

妊娠している場合、エコーで確認できるのは早くても妊娠4週の終わり頃です。しかし、もともと生理不順の方は最終月経と実際の妊娠週数がずれることがあり、妊娠4週ではエコーで確認できない場合もあります。

妊娠5週以降のほうが、胎嚢(たいのう)がはっきり見えてくる可能性が高いです。その後、当院では2週間ごとに来院し、エコーで成長を確認していきます。

妊娠12週未満の流産リスクについて

妊娠12週未満は流産の可能性が比較的高い時期です。
母子手帳を受け取ったものの、妊娠8週で心拍停止となり、稽留流産となるケースもあります。

4週約30~50%(化学流産を含む)
5週約20~30%
6週約10~20%
7週約5~10%
8週約3~5%
9週約2~3%
10週約1~2%
11週1%未満

※これは一般的な目安であり、個人差があります。また、母体の健康状態や胎児の発育状況によって変動することがあります。

補足

  • 化学流産(妊娠検査薬で陽性が出たものの、超音波で胎嚢が確認される前に流産するケース)は、妊娠4~5週で多く見られます。
  • 胎芽・心拍確認後の流産率は急激に低下しますが、妊娠8~10週までは一定のリスクがあります。
  • 12週を超えると流産のリスクは大幅に低下し、安定期に向かっていきます。
そのため、当院では妊娠10週頃まで経過を慎重に観察し、「もう大丈夫」と判断できる段階になったら、分娩予定の病院へ紹介いたします。

分娩予定の病院の予約について

分娩予定の病院によっては、分娩予約数に限りがあるため、早めに問い合わせることをおすすめします。
その際、母子手帳を持っている必要があります。母子手帳は、妊娠届を提出することでご自身が住んでいる区役所で発行されます。

該当役所で妊娠届を提出し母子手帳を受け取る際に必要な情報

個人情報(妊婦の氏名・生年月日・年齢・居住地・職業・マイナンバー)
子の父の氏名・生年月日・年齢・職業
妊娠週数
分娩予定年月日
性病および結核に関する健康診断受診の有無
医師または助産師の診断を受けた施設名、所在地、氏名
届出者氏名および妊婦との続柄

参考リンク:渋谷区役所母子手帳発行

妊娠初期の大切な時期を、当院でしっかりサポートいたします。不安なことがあれば、いつでもご相談ください。

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